埼玉県身体障害者相談研修会【1】 2017年12月2日(土)
主催挨拶・先生が障害年金業務を始めたきっかけ・そして、障害年金の現場の声
2017年12月2日、埼玉県障害者交流センターにて埼玉県身体障害者相談員研修会を行いました。協会の相談員の皆様が約70名お集まり頂き、障害年金について基礎知識から具体的な事例をたくさん盛り込み、講演させて頂きました。
講演内容を全5回に分けてお送りさせていただきます。
小牧氏(以下、司会者):それでは、平成29年度、第3回になります、埼玉県身体障害者相談研修会をこれより開催させていただきます。司会を仰せつかっております、研究会副会長小牧と申します、どうぞよろしくお願いします。それでは開会の言葉、同じく副会長田口秀之助よりご挨拶いただきます。宜しくお願いします。
田口氏(以下、副会長):みなさま、おはようございます。
今日は天気も良くて、私たちのような障害者、特に足の障害を持つものは、こういう天気が悪い時には、傘を持っていないと、いつも心配してしまいます。
本日は、満員の皆様のご支持をいただき、本当にありがとうございます。
私ども埼玉県身体障害者相談研修会は4回やっておりまして、司会からもお話がありましたように今回は3回目になります。ということで今日はですね、ご講師の埼玉県障害年金相談センターの田村先生にご講義していただきます。
これから知っておきたい公的社会制度の障害年金は少しずつ変わりましたね、私のような小さいころから障害者でサラリーマンになった人は、今まで障害基礎年金の資格はありましたが、もらえることはありませんでしたが、6,7年前から「障害基礎年金のほうを受けてもいいよ」という風になり、少しずつ変わっていると思います。
今日は田村先生からお話いただきますので、本当に我々にとって役に立つと思いますので、みなさまとご一緒に講演を聞きたいと思います、どうぞよろしくお願いします。
司会者:続きまして、主催者挨拶ということで、埼玉県身体障害者、相談連絡協議会会長、種村朋文よりご挨拶いただきます。
種村氏:みなさま、おはようございます、今日は12月2日です。
はからずも明日は国際障害者デーです。いま開会のお話にもありましたけれども、障害者週間が3日から9日まであります。いろいろみなさまにはですね、普段からいろんな相談があると思います。
単純に福祉という言葉を考えますと、ようはおしなべて” 豊かで幸せな人生をおくる“という意味合いが含まれています。と、言いましてもですね、やはり基本的には” 豊かで幸せな“という話にもなりますと、どうしてもお金の話に、ましては豊かで幸せな前にですね、最低限のという言葉がつきますから、そうしますと本日のお話にありますようにいわゆる障害基礎年金のお話、これはおしなべてすべての障害者の方に、大変興味のある話、また皆さまがこの講演を聞きましてですね、一般の障害者の方々にある程度知識をつけてアドバイスをしてあげることができます。詳しいことはいいのです、詳しいことは先生のところへ行ってください。
先生のお名前を知っているだけでも、たぶん皆さまにとって出席した価値があったという風に思えますので、そういう意味合いでですね、最低限豊かな暮らしを守るために、本日の障害基礎年金の話は大変重要でございます。
そういう意味合いでですね、障害者週間のはじめと、次回で第4回目です。第4回目は鴻巣で開かれますけど、こちらは9日になります。ようは障害者週間の始めと終わりを、我々の身体障害者相談員の研修の時期、一週間をまたいで行っているということでございますので、言い換えれば、ちょっとした記念のご講演でもございますので、みなさん十分お勉強して、本日はたくさんの良いものを抱えてお帰りになってほしいと思いますので、今日一日宜しくお願いします。
司会者:はい、ありがとうございます、皆さまご案内の通り、今日は知っておきたい公的社会保障制度、そのなかの障害年金についてということですが、本日講師としてお招きしております、
田村浩一先生でございますが、資料にもとづいてプロフィールをご紹介させていただきます。出身地は魚沼産コシヒカリで有名な、新潟県南魚沼市のお生まれということでございます。出身校は東北大学法学部卒業、そして所有、もっておられる資格ですね、特定社会保険労務士、メンタルヘルス介護士一級、ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士、そして趣味でございますけれども、囲碁、カラオケだそうでございます。大手都市銀行で32年間勤務されまして、金融機関勤務時代から、社会のメンタルヘルス管理に携わり、社会保険労務士資格を得て、独立されました。以来、多くの年金、労務相談を受ける中で、障害年金請求に関しての支援活動の必要性を実感されているということでございます。
それでは、田村浩一先生をご紹介いたします、どうぞ宜しくお願いいたします。
田村:ただいまご紹介いただきました、社会保険労務士の田村浩一と申します。
南浦和で社会保険労務士事務所を構えておりまして、ただし、一般の労務管理とかのお仕事は全部断っております。障害年金の専門ということでやらせていただいております。社会保険労務士というのは、私も独立したときは、法人、中小企業の社長さんとお話ができたらいいのかな、と思っておりました、ただし、ちょっと縁がありまして、障害年金の道にはいることになりました。今は、それ専属でやっております。
これから申し上げますけど、障害年金は圧倒的にご存じない、知られてない、ということがありまして、こういうアピールをする場をいただけるということは、大変ありがたいことでございます、本日はお招きいただきまして、誠にありがとうございます。
限られた時間ではありますが、精いっぱいお伝えしたいと思います。また後日でも結構でございます。なにかご質問がおありでしたら、ご遠慮なく、事務所にお電話ください。今は月間で70~90件くらい全国から問い合わせがございまして、内容によってはまったく障害年金に関係ない話もありますが、そういう話でも少しでもお役に立てたら、と思いまして、1分2分で切ることはなく、お話をさせていただき、ご納得いただいて、満足していただいて、電話を切ってもらう、それでお礼を言っていただけたら、うまく答えられて良かったと自分も満足できる、そんな毎日でございます。
年間100件くらい、おかげさまで請求する段階になってまいりました。こちらの交流センターでも、毎年、障害者協議会の総会に出させていただいて、こういう事例がありますよと、5分くらい話させて頂きました。それから、毎年コーナーを設けさせてもらって、無料相談をさせてもらっています。私が今日こうやってお話ができる基盤を作らせていただいたのは、みなさまご存じ、森田さんとかですね、ご支援をいただいて、今日まで育てていただいたということです。ちょっと長くなりましたが、さっそくお話に入らせていただきます。すいません、最近ちょっとウェイトオーバーなので座らせていただきます。
埼玉県身体障害者相談員研修会 【2】
「障害年金とはなんなのかそしてどのような場合に貰えるのか」
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