受給事例
「広汎性発達障害」で障害基礎年金2級を求受給できた例(審査請求)
1 相談に来られた時の状況 埼玉障害年金相談センターのホームページをご覧になり、お母様から直接お電話でお問い合わせをいただきました。 さっそく、ご両親とご本人の3人に最寄り駅前の喫茶店で、ご相談を受けました。 20歳になり障害年金請求をしたところ、不支給通知が届いたため、審査請求(不服申し立て)をしたいとのご希望でした。 ご本人は、高校卒業後、作業所に2年間通所しているが、コミュニ
「若年性アルツハイマー病」で障害厚生年金2級を遡及請求受給できた例
1 相談に来られた時の状況 埼玉障害年金相談センターのホームページをご覧になり、ご本人のご主人からお電話をいただきました。 さっそく、お電話のあった次の日曜日に「さいたま市民会館うらわ」で開催する当センターの無料相談会の予約を取られ、当日お二人でご相談にお見えになりました。 奥様は現在すでに70歳でしたが、50代後半ころから認知症の症状が現れたため、57歳で退職された後、東京の総合病
障害年金1級を受給できたケース(審査請求決定事例)
1 相談者のお話 お会いした相談者の方は、既に障害基礎年金2級の支給決定通知を受けられた知的障害をお持ちの方のお母様でした。障害年金の請求ではよくあることですが、代理請求されたお母様としては、1級でなかったことに不満を持っておられるとのことでした。 まず、1時間以上かけてヒアリングをしたところ、障害者の方の状況として分かったことは下記の状態でした。 ・先天的知的障害で、言語をまったく
躁鬱(そううつ)病の方(審査請求決定事例)
○相談者のお話 ご本人が埼玉障害年金相談センターの無料相談会に予約をされて、会場の「さいたま市民会館うらわ」にお越しになりました。障害厚生年金の請求を希望されていました。 会社に勤めているときに発症し、10年以上も躁鬱(そううつ)病を患っていました。 この間、一旦転職をされ、その転職先も数年前に退職していました。 転職および退職のきっかけは、躁状態が出た時に、金遣いが荒くなったり、
20歳前障害で、知的障害の方(審査請求決定事例)
1 相談者のお話 ご両親がご本人を伴い、埼玉障害年金相談センターに相談に来られました。 20歳になった段階で裁定請求をし、すでに障害基礎年金2級の認定通知を受けていましたが、ご両親としては、ご本人の状態は1級相当であると考えていました。 その為、審査請求手続きをしてほしい旨相談に来られました。 2 審査請求に際しての行動 裁定請求時の診断書の内容を確認したとこ
うつ病で障害厚生年金2級を受給できたケース
1 相談に来られた時の状況 埼玉障害年金相談センターのホームページから問合せのメールがありました。 内容は、「うつ病で1日中寝ている状態であり、仕事をするのは難しいどころか、家事もできない。退職後、生活は家族の収入に依存していて、治療費、通院費の出費がかかることに気に病んでいる。」とのことでした。 さっそくご本人に連絡をとり、後日お会いしました。 相談者様は、一見して暗い雰囲気