受給事例
統合失調症の方が障害基礎年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人とご両親の3人で無料相談会に来られました。 ご本人は就職後にご自分の体臭を気にされるようになり、だんだんと幻聴や被害妄想などを訴えるようになりました。通院と投薬では症状がよくならず、入院のご経験もおありでしたが、ご本人に病識はありませんでした。 妄想による架空の世界がおありのようで、不安感からなのか、お母様のそばからひとときも離れられないご様子でした
双極性感情障害で障害厚生年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人(30歳代)とご主人のお二人で当センターにご相談にお越しになりました。 ご本人は7年前に双極性感情障害を発病し、一年前に出産をされた後、うつになると寝たきり状態、躁になると攻撃的になってしまうといった、激しい感情の起伏に悩まれていました。 自殺願望もあることから子育ても大変なご様子で、平日はご実家で過ごし、週末に帰宅するといった生活が続いており、ご夫
重度自閉症の方が障害基礎年金1級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご家族がご相談に来られました。 ご本人は3歳で自閉症と診断され、成長が進むにつれて症状は悪化し、自傷行為に加え他者への攻撃性も現れたそうです。支援施設でのトラブルも多く、医療保護入院を繰り返していらっしゃいました。 ご両親がご本人にかかりきりの生活のため、ご本人の妹さんは祖父母宅に預けられていました。ご本人から目が離せない生活の中で、複雑な障害年金申請をす
20歳前傷病の統合失調病で障害基礎年金2級が受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人とお母様、お姉さんの三人でご相談にお越しになりました。 ご本人は高校在学中に統合失調症を発症され、登校しようとすると嘔吐してしまい、幻聴や妄想にも悩まされたようでした。その後も病状は進むばかりで医療保護入院のご経験もおありでした。休学の末にやっと高校を卒業後は自宅に引きこもる毎日で、お母様とお姉さんもご心配の様子でした。 後日伺ったところ、ご相談にお
20歳過ぎ発症の広汎性発達障害として障害基礎年金2級が遡及受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人(20歳代)とお母様がお二人で当センターに相談にお越しになりました。 ご本人は大学を卒業されるまで、自身の専門分野の研究にいそしみ、学生生活に充実感を持っていましたが、大学院に進んだ段階で、突然、人との交流ができなくなりました。 お母様のお話では、「ゼミで親しかった大学院の先輩が卒業してしまい、精神的な支えを失ったようです。」とのことでした。研究意欲はお
20年以上通院が途切れていたが、20歳前傷病として事後重症請求し、「双極性感情障害」で障害基礎年金2級が受給できた例
1. 相談に来られた時の状況 お父様からご相談予約のお電話をいただき、当事務所にご本人(息子)とご両親でご相談にお見えになりました。 ご本人は40代でしたが、独身でご両親と一緒にお暮しでした。中学生の頃から不眠解消のため飲酒するようになり、急性アルコール中毒で病院に救急搬送されたとのことでした。高校に進学しましたが、すぐ通学できなくなって、自室にこもるようになり、市販の睡眠薬を大量に飲み、
「高次脳機能障害」で障害基礎年金1級が受給できた例
1. 相談に来られた時の状況 奥様からご相談予約のお電話をいただき、当事務所にご本人(ご主人)とお二人でご相談にお見えになりました。 ご本人は1年4か月前に解離性大動脈瘤のため、人工血管の置換手術を受けた際、脳梗塞を発症されたとのことでした。左半身に麻痺が残り、外出時は車椅子を使用され、記憶障害や遂行機能障害といった高次脳機能障害も顕著でした。 日常生活の状況を奥様からうかがっている
審査請求決定事例
■20歳前障害で、知的障害の方 ○相談者のお話 ご両親がご本人を伴い、埼玉障害年金相談センターに相談に来られました。 20歳になった段階で裁定請求をし、すでに障害基礎年金2級の認定通知を受けていましたが、ご両親としては、ご本人の状態は1級相当であると考えていました。 その為、審査請求手続きをしてほしい旨相談に来られました。 ○審査請求に際しての行動: 裁定請
「脳炎後てんかん」で障害基礎年金2級を受給した件
1 相談に来られた時の状況 ご本人のお父様から無料相談の予約のお電話をいただき、ご本人とお父様とお二人で当センターへお越しいただきました。 請求者ご本人は、中学3年生の時、脳性ウィルスにかかり、大学病院に1か月入院されたそうです。 その後、高校時代には2~3か月1度てんかん発作が生じるようになったとのことでした。 高校卒業後就職しましたが、入社後発作が頻繁に発生し、半年で退職せ
「統合失調症」で障害基礎年金2級を受給した件
1 相談に来られた時の状況 お父様からの無料相談の予約のお電話をいただき、当センターへお越しいただきました。 請求者ご本人は、中学校3年生のころ発症し、不登校になってしまったとのことでした。 その後通信制高校に入学しましたが、部屋に引きこもり状態となり、入退院を繰り返したようです。 前年に障害年金を請求したところ不支給通知を受けたので、審査請求についてご相談に見えました。 &