受給事例
脳性小児麻痺の方が障害基礎年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 無料相談会にご両親とご本人の三人で来られました。 ご本人が直接ご相談に来られました。ご本人は生後間もなく手足の動きが悪いことを指摘され脳性小児麻痺と診断されていました。しかし当時は障害への偏見が強く残っており、いじめを心配したご両親が障害者手帳の申請などをしなかったそうです。通常学校をご卒業後、ご結婚され子育てをしている頑張り屋の女性とお見受けしましたが、左半身
中度知的障害の方が障害基礎年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 無料相談会にご両親とご本人の三人で来られました。 ご本人は3歳頃から発達の遅れがみられるようになったそうです。 特別支援学校に入学し、ご両親の熱心な支えのもと、 言語指導教室に通われるなどしながら成長され、 現在では障害者雇用枠で老人ホームの清掃スタッフとして働いておられました。 穏やかな性格の方とお見受けしましたが、 中度の知的障害があるため、
原発不明癌の方が厚生年金2級を受給したケース
1 相談に来られた時の状況 ご本人のご主人からメールをいただき、 ご相談予約をお取りいただいた上で、 当センターにお越しいただきました。 ご本人は会社の健康診断で脇の下あたりの張りを指摘され、 精密検査を受けた結果、扁平上皮癌と診断されました。 いくつかの病院で検査を受けられたものの、 癌の原発巣を発見することはできないまま抗がん剤治療を受けられていましたが、 ご相談に来ら
急性大動脈解離の方が障害厚生年金3級を受給し年金5年分を遡及したケース
1 相談に来られた時の状況 ご本人が市民会館うらわで実施した無料相談会に来られました。 12年前に背中に激痛があり救急搬送され、急性大動脈解離stanford A型と診断されました。大変危険な状況だったことから、すぐに人工血管置き換え手術と冠動脈のバイパス手術を受けられました。 当センターにご相談に来られるまではずっと、 ご自分は障害年金の受給資格がないと思っておられたとのことでし
てんかんを伴う、うつ病の方が障害厚生年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人と奥様が無料相談会にお越しになりました。ご本人は大変お忙しい勤務をこなされていましたが、徐々に不眠に悩まれるようになりました。 ご病気を認めたくないというお気持ちから、前にもまして仕事に打ち込まれるようになりました。しかし疲労はますます蓄積し、うつ病と診断されました。投薬治療を受けながら、相変わらず激務をこなしていましたが、職場でてんかんを発症し救急搬送さ
QT延長症候群でペースメーカーを入れられた方が障害厚生年金3級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人が無料相談会にお越しになりました。ご本人は健康に過ごされていたある日突然、買い物途中に意識を失い救急搬送されました。 搬送後も発作がおこり集中治療室へ入院し、QT延長症候群と診断されました。 現在はお仕事に復帰されており、ご相談にお見えになった際もお元気そうにお見受けしましたが、CRT-D(ペースメーカー)が埋め込まれていることで生活に制限があり、お
膵臓がんで亡くなった方のご遺族が未支給年金を受給した例
1 相談に来られた時の状況 ご本人のお母さまと弟さんがご相談に来られました。ご本人は膵臓がんと診断されたのち、何度か手術し入退院を繰り返していました。 がん発症から1年後には長年お勤めされていた会社をお辞めになり、治療に励まれていました。厳しい抗がん剤治療にあっても、ご本人は前向きに闘病しておられ、お母さまと弟さんもご本人を必死に支えておられるご様子でした。 2.当センターの見解 お母
網脈絡萎縮(錐体肝体ジストロフィー)で障害厚生年金1級が受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人と奥様が当センターにお越しになりました。当初はご本人が患われている悪性リンパ腫についてのご相談だったのですが、お話し中、書類などを見にくそうにするご様子が気になりました。 年金制度についてさらに説明しようとホワイトボードに文字を書いたところ、やはりご本人が見えないとおっしゃるので詳しく伺うと、難病の網脈絡萎縮(錐体肝体ジストロフィー)で大変ご苦労されている
脳動静脈奇形で半身不随の方が障害基礎年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 お父様とご本人が無料相談会にお越しになりました。ご本人は中学生の時にスポーツ中に頭痛があり身体のしびれもあったために受診したところ、脳動静脈奇形と診断されました。 ガンマナイフ手術を受けられた後、ご就職されましたが、しばらくすると再び症状があらわれ、2度目のガンマナイフ手術を受けられました。 しかし、手術から一年後には右半身麻痺の症状が強く現れるようになり
躁うつ病の方が障害厚生年金3級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況 ご本人がご相談にお越しになりました。ご本人は不眠に悩まされるようになり、次第に買い物に依存するようになりました。 次第にご家族や他人に攻撃的な態度でトラブルを起こすようになり、しばらくすると今度は逆に、ドアをご自分で開けられないくらいの気力の低下があり自殺願望を持つようになりました。 このような状況が繰り返されることを心配された奥様の勧めで受診し、躁うつ病